2017年3月18日土曜日

博多TECH塾「勉強会Vol.31 Microsoft Azure応用編」に参加してきた

 必要に迫られないと何もしない私は、Azureを触ることが無かったのですが、博多TECH塾「勉強会Vol.31 Microsoft Azure応用編」(https://hakata-tech-juku.connpass.com/event/49803/)に申し込んで、Azureを触る必要を作ってみたのでした。

何事も計画的な私は、参加に必要なものとして、「Microsoft Azureサブスクリプション 」と書かれてたことを、開始30分前に気付いて、Google先生で以下のサイトを探して、ダッシュでアカウントを作成。万全の体制で臨んだのでした。
 https://azure-recipe.kc-cloud.jp/2015/01/5min-get-azure-account/

冒頭、 講師のT・KatouさんによるAzureの概要の説明があって、すごく分かりやすかったです。その後、実際に、仮想マシン2個立てて、Apache突っ込んで、ロードバランサーを立てて負荷分散させるハンズ・オンを体験させてもらいました。ハンズ・オン資料の画面キャプチャを、前日に準備されてたのに、実環境の画面が変わっていたらしく、"クラウドあるある"を目の当たりにしたのでした。


Azureを少しですが、個人的に勉強になった点は、以下です。

  • ちょっと古めのAzure環境をオンプレで構築できるAzure packってあって、さくらインターネットさんで、それをプライベートクラウドで構築できる。
  • 最新のAzure環境をオンプレで構築できるAzure Stackはプレビュー版がでてて、ダウンロードできるが、最小構成で、メモリ最小96GBのノードが必要。 https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/azure-stack/try/
  • Azureの仮想マシンのディスクは、デフォルトで3重化されている(1リージョン内)
  • Azureのcentosイメージは、openlogic社製
  • 無料試用版だと西日本リージョンは選べなかった
  • Azureは、AWSのAZに相当する概念がないので、更新ドメイン設定で、物理設備を分離するらしい http://azure.sios.jp/archives/4133
  • Azure Load Balancerは、デフォルトで送信元をNATしてくれた
  • Azureのリソースグループは、各リソースをグルーピングする論理概念で、リソースグループ単位で権限付加とかできる。また、リソースの削除も、リソースグループで可能。
  • ACL機構は、NSG (ネットワークセキュリティグループ)が用意されており、5タプルが指定可能。ステートフルであり、サブネットと仮想マシンのNICに割り当て可能。ただし、共有化はできない。(1NSG:1リソース)
  • 管理画面のスクロールが、横に流れる構成になっている


座った席のとなりが、クラウドを知り尽くす最近Ansible本を書いた某氏がいたので、助けてもらいながら、無事ハンズオンを全うすることができました。本にサインももらいました。ありがとございます。

講師のT・Katouさんが、私がやってる勉強会のKixsを知っててくれたのは驚きでした。登壇お願いしよう。

主宰元のパソナテックさんは、参加者の方々へのケアを細やかにされていて、すごいなと思いました。自分の勉強会でも、こうありたい。最後に、勤め先のイベントと、Kixsの告知をさせていただきました。感謝。感謝

クラウドサービスについては、1個使っていると、類似サービスを頭でマッピングしなが覚えていけるので、その点は、有利だと感じました。一方で、細かい仕様とか作法など異なる部分が、頭のなかで混乱しよう。マルチクラウドを実際にやるのは大変そうだとも感じました。









2017年2月12日日曜日

「九州インフラ交流勉強会(Kixs) Vol.003 ロードバランサーの夜 -LB Night Fever-」やりました。

2016/2/10に「九州インフラ交流勉強会(Kixs) Vol.003 ロードバランサーの夜 -LB Night Fever-」という勉強会をやりました。Kixs自体、vol000というイベントから数えて、4回目の開催でした。

今回のテーマ

共同主宰のNさんと、某ロードバランサーベンダーYさんと、「新世界 檳榔の夜」で飲んでるときに決まりました。 (大阪在住のYさんは、福岡の隠れた名店を知り尽していて、福岡在住の我々より福岡を知り尽しているのはなぜでしょう。)
お酒の勢いで、「Yさんの会社の方、勉強会でしゃべっってくださいよ〜」とお願いしたところ、二つ返事で快諾していただき、酔った勢いで、飲んでるお店の名前から「ロードバランサーの夜」というタイトルが決まりました。
企画練ってる段階で、「ロードバランサーの夜」→「LB Night Fever」というサブタイトルも決まりました。
勉強会をやる方は、飲み屋の店名でタイトル決めるといいかもしれません。

登壇者の方々

大阪や東京から、わざわざこの勉強会のために福岡にいらっしゃっていただきました。登壇者へのお声がけは、全国規模のイベントのスタッフをやっているNさんと、私の同僚のKさんのおかげでできることができました。メンツが豪華すぎて、各登壇者の方に「お金はでませんよ。いいですか、お金はでませんよ。」と連呼したチキンは私です。
ある方曰く、「東京ではできないラインナップ」だそうです。いやー。福岡住んでてよかった。

当日の天気とつぼ八天神一丁目店さん

当日は、今シーズン一番の「最強寒波」が予想されていました。懇親会の予約を、つぼ八 天神1丁目店さんにいれてたんですが、天候が読めなかったため、止む無く前日に、キャンセルさせていただいていました。幸い当日は、寒かったものの雪はふっていなかったので、勉強会終了後に、懇親会を開催することになり、つぼ八 天神1丁目店さんにうかがって、お伝えした予算内でやりくりしていただく神対応をしていただきました。

勉強会の内容

公開できる資料は、こちらで随時公開していく予定です。
当日の会場だけでお話しいただいた内容が濃かったです。「 事件は現場で起きてるんだ!!」
私の発表は、会場に有識者が沢山いたいう奇跡から、『参加者と一緒に作る発表』という新機軸を提示できたと自負しています。次から発表資料は作らず発表しよう!

個人的には、登壇者紹介のくだりで、私の悪ふざけで、全員の名前を「〇〇・トラボルタ」(「サタデー・ナイト・フィーバー」にちなんで)と紹介したがために、登壇者の方々が、自己紹介のページを「〇〇・トラボルタ」と即興で書き換えて、個々人が自己紹介するくだりが素敵でした。
後で聞くと、会場の半分くらいは、なぜ、トラボルタなのかが分からなかったようなので、今後は、丁寧なネタフリを心がけたいと思います。

今回、1回目からずっと参加してくれてた唯一の大学生Tくんが、卒業とともに福岡を離れるということで、「卒業記念講演」と称して、最後の発表をしてもらいました。「卒業記念講演」といっているのに会場から容赦のない質問が飛んでくるという、この勉強会の風物詩的な光景も素敵でした。
Tくんの卒業によって、勉強会の高齢化が喫緊の課題です。
次回は、若者を呼び込むために、ナウでヤングで、ポップでキャッチーなテーマ「Kixs 春の認証まつり」で、参加者の平均年齢を一気に下げたいと思います。